夏の庭

以前、とひと口に言っても15年くらい前。

まだ社会人にもなれない、自転車で駆けずり回っていた頃読んだ小説が

書店に並んでいるのを見かけた。

 

ああ、好きだったなー。

 

 

なんて。

 

どんな話だったか。

おじいさんと僕たちの話で

友達だよな!!

 

くらいまでにしか、記憶がぼやけて覚えていなかった。

 

最後の少しをパラパラめくり

読み進めたのだけど

 

思い出した瞬間

涙が溢れた

 

 

 

そうだ。これは、忘れたくない一冊だったのに。

 

 

実家の自室に眠るこの小説を近いうちに引き取りに行こうと思う。